トホホな出張講座
普段はネイリストとして、お客さんのつめにネイルをするのが私の仕事だけれど、
たまに友達なんかから「ネイルのやりかたを教えてほしい」と頼まれることがあります。
私もプロだから、よく知らない人から頼まれて教えるのならそれなりの講師料をもらいたい・・・
というのが正直なところだけれど、まあ、友達に対してそんなことは言えないし、そういうことはお互い様。
そんなつまらないことで友達の間で悪い評判がたってしまってもいやなのでただで教えてあげています。
このあいだ「ペディキュアを塗ってみたいからやりかたを教えてほしい」といってきた友達は看護師さん。
まあ私も、病気になった時や健康に不安なことがあるときには彼女に相談にのってもらっているから、
そのお礼もかねて・・・と思って彼女の家に出張講座に行きました。
ところが、これが大変だったんです。 ペディキュアをぬりたい、というくらいだから、
当然、マニキュアを普段からしているか、普段はしていないとしても簡単なネイルアートの経験くらいは
あるのだろうと思っていたのですが・・・なんと、今までの人生で一度もマニキュアを付けたことが
ないというのです。
なにそれ!女としてあり得ない!・・・と思ったけれど、まあ、看護師さんなら普段はマニキュアはできないし、
だからあえて足に塗るペディキュアを希望しているわけだし・・・と思って教えることにしました。
ネイルの手順
ごぞんじの方も多いと思いますが、ネイルをするには最初に指のケアからはじめて、
ベースコート、エナメル、そしてラインストーンなどの装飾、最後にトップコートと重ねていきます。
しかし、彼女はそんなことすら知らないようで、
「え~そんなに何度も塗るの~」とか「乾くまで待つのがめんどくさい」とか言うんです。
それでも何とか手順を説明して、実際にやってもらったんですが、これがまたはみ出すはみ出す!
もともと不器用なとこがある子だけど、
「こんなんで患者さんに注射とかしちゃうの?」ってドキドキしちゃいました。
どうやら難しい色分けとか、ラインストーンを並べるとかの作業は無理そうだからと思って
シールタイプの小さな花を付けて完成させたけれど、ともかくつかれた!
ほんと、これなら指導料をもらいたいよ!と考えたトホホな一日でした。